とある茶推しの備忘録

ひょんなことからMeseMoa.に出会い、野崎弁当さんを推すこととなった茶推しのはなし

沼落ちのはなし

早いものでMeseMoa.に出会ってもうすぐ3年が経とうとしています。

そんな、とある茶推しの沼落ちのお話。

 

2017年9月1日

記憶が定かではないけれど、「Mステへの階段」のネット広告か何かをたまたま見かけた。

 

「野崎弁当」

知っている名前だった。

その昔、どーもくんをかぶって踊る動画をきっかけに、しばらく動画を見ていた、好きだった踊り手さん。

そういえば、ザ☆ピースを踊った動画も見たことがあったかもしれない。

 

野崎さんはアイドルになっていた。

翌日の9月2日にMステへの階段の最終オーディションがあるらしい。

いまどんな活動をしているのか無性に気になって調べてみた。

これが沼の始まり。

 

私が知っている野崎さんは過去のほんのいっときで、ちょうどゲイランあたり。

男子校2年5組の存在も少しだけ見聞きしていたけど、情報を追ってはいなかった。

野崎さんの動画ばかりを見ていたため、踊ってみたは深く知っていたわけではない。

けれどゲイランにあがっていた踊り手さんはなんとなく把握していて、MeseMoa.メンバーも半分くらいは知っていた。

 

まず驚いたのが、やはり野崎さんはかっこよかったということ。

いちばん記憶にある素顔といえば、144pくらいの画質で見ていたおちゃめ機能の最後のアップの表情。

顔のパーツを認識するだけで精一杯だったあの頃の脳内補正は正しかったようだった。

 

オリジナル楽曲を中心に、Youtubeの動画を片っ端から見た。

調べ始めた当初、MVがあるくらいだろうと思っていたが、公式チャンネルには無数の動画が存在していた。正直、全て見切れている自信は未だにない。

 

自動再生で勧められた動画を見ていくうちに違和感を抱き始めた。

私が知っていた野崎さんといえば丁寧に踊る人だった。けれど、ダンスに余裕がないように見える。

この時はまだ、忙しい合間を縫って練習をしていたことも最近になって上京したことも何も知らなかった。

なんでだろう、というちいさなもやもやを抱えながら、それでも、わたしはこの人のことを好きになるのだろうなという確信に気付きつつ、9月2日を迎えた。

(このフラグは後にしっかりと回収される)

 

その頃はまだTwitterも稼働させていなかったので、当時の各オタクの反応は存じ上げない。けれど、落胆や悔しさが募っていたのだと思う。

わたしにとっては、タイムリーに見た初めてのMeseMoa.だった。

『オーディションとかで集まったわけではなく、ただの友達で』と話す姿も、Mステさながらの紹介とカメラワークで見たラブチアも、今でも強く印象に残っている。

<めちゃくちゃ面白いことしてるじゃん、この人たち!>

この、きらきらとした9人を応援したいと思った。

 

 

9月17日にチェキ会というものがあることを知った。会って話すことができるらしい。

まだ当日券が手に入る頃だったので、買えたらラッキーという気持ちでTIATに向かった。

この時はまだ茶推しという確証は持てていなくて、野崎さんと話す勇気がなかった。

昔から知っているし少し気になる、という理由で白服さんの券を1枚買った。

緊張でほとんど憶えていないけれど、『Perfumenの白服さんですよね、アイドルになっていたんですね。』そんな話をした。

いま思えば、たったの1枚?!!?!となるわけだけれども、とても心が満たされた1分だった。

初めてお話をした白服さんはとても可愛くて、優しい目をしていた気がする。

 

 

どうやら、9月からDD Partyというツアーが始まるらしい。

一般発売で購入したチケットと一本のペンライトを握りしめて、ディファ有明に向かった。

何もわからず何も知らない初めてのライブ。茶色を振る勇気がなくて、とりあえず黄色を点けた。

1曲目のYou’re the love.の白服さんのきらきらした姿に驚いた。本当にアイドルだった。

知らない曲ばかりだったけれど、とにかく楽しいライブだった。

同時に、野崎さんってこんなに楽しそうに踊るのか、こんなにもステージで輝いていたのか、と今まで気づいていなかったたくさんの野崎さんに触れた。

途中の記憶はまばらで、正直憶えていないが、気づけば茶色を握りしめていた。

最後の最強バケージョンで、この人のことを応援したいと思った。

 

2017年9月30日、晴れて茶推しとなりました。

きっと会って話すなんて最初で最後だろう、と意気込んで野崎さんの券を買うのはもう少し先のお話。

 

まさかこんなにずぶずぶと長くオタクをするとは思っていなかったし、

たくさんの夢を見させてもらえるとも思っていなかった。

 

いまだに野崎さんとの距離感は測れていないし、

ときどきぱんだにうつつを抜かしていたりもするけれど、

これからもハッピーにオタクができたらなと思います。

 

 

 

株式会社DDに幸あれ